40歳以上65歳未満の被保険者が負担する介護保険制度への拠出金相当分の保険料。医療保険料と合わせて徴収され、介護保険財政の安定化を図る。高齢化の進展により引き上げ傾向が続いており、現役世代の負担増加要因となっている。
患者が必要な医療サービスを適切なタイミングで受けられる環境のこと。地理的・経済的・時間的な要因により左右される。医療制度設計において医療の質、費用負担とのバランスが重要とされる。
通常の医療費負担に加えて、患者が追加で支払う費用のこと。たとえば、市販薬でも入手できる薬(OTC類似薬)を保険で処方する場合に、一定の自己負担額を求める仕組みがこれにあたります。患者の費用意識を高め、適正な受診を促す目的があります。
医療保険制度における給付内容と保険料・自己負担の関係性を示す構造。高齢化進展により給付費の増加と負担能力のバランスが課題となり、制度改正の重要な検討要素となっている。
全国健康保険協会が運営する健康保険制度で、主に中小企業の従業員とその家族が加入する。約3,900万人の被保険者・被扶養者を抱える日本最大の医療保険者。保険料率は医療分と介護分に分かれ、毎年度見直しが行われる。
診療報酬改定において、新たな算定要件や取扱いについて生じる疑問や不明点に対して、厚生労働省が公式に見解を示すもの。改定内容の詳細な運用方法を明確化し、医療機関の適切な算定を支援する。通常、改定施行前後に複数回にわたって公表される。
健康保険組合が運営する被用者保険の一種。主に大企業とその従業員が加入し、独自の付加給付を提供することが多い。健康保険組合連合会(健保連)が各組合の利益を代表する。
1か月の医療費の自己負担額が高額になった場合に、限度額を超えた分を払い戻す制度。限度額は収入によって異なり、後期高齢者医療制度では所得区分ごとに上限が設けられています。あらかじめ「限度額適用認定証」を取得しておくと、窓口での支払いを上限額に抑えることができます。
75歳以上の方(一部65歳以上で障害のある方も含む)を対象とした医療保険制度。各都道府県に設置された「後期高齢者医療広域連合」が運営しています。保険料は加入者が個人として納め、医療費の自己負担割合は原則1割(現役並み所得者は3割)です。
現役世代の医療保険(健康保険組合、協会けんぽ等)が後期高齢者医療制度の財政を支援するために拠出する資金。高齢化の進展により毎年増加傾向にあり、現役世代の保険料負担に直接的な影響を与える。世代間の医療費負担を調整する重要な仕組みである。
国民全員が何らかの医療保険に加入する制度。日本では健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度などにより、すべての国民が医療保険でカバーされている。医療費の一部負担により医療サービスを受けることができる。